経営もやっと話、第4回です。
休日のスーパーマーケットで会ったら挨拶したくなる人を採用しろ。採用の本にそう書いてあった、という話から始まりました。やけにシーンを絞った言い方ですが、思い当たるところはあります。知っている人を思わぬ場所で見かけて、棚の陰にすっと隠れてしまうことがある。仕事の場ではない、普段のままの姿を見せてもいい相手かどうか。人となりを測る物差しとしては、案外わかりやすいのかもしれません。
その本には他の原則も挙がっていました。違和感がある人は、どんなに人手が足りなくても採用するな。採用のミスは教育ではカバーできない。ただ、長く働いていると、あの人が変わったなと思う場面には何度も出くわします。新しいチームに入ったとき、任されたとき、何かに気づいた瞬間。教育というより、きっかけの話に近い気もしています。
会社員のころ、初めて面接官をやったときに人事の部長から言われたのは、一緒に働いているイメージが湧くかどうかで決めていい、ということでした。求人票と一つずつ照らし合わせて点数をつけるものだと思っていたので、少し気が楽になった記憶があります。
正社員しかいなかった時代から、契約社員も業務委託もフリーランスも混ざる時代へ。入社1年で3割が辞めるとも言われます。誰とどう組むかは、以前より難しくなっているのかもしれません。
猛暑の話から入った回です。地元の最高気温はニュースになるほどなのに、7月8月はほとんど雨が降らず地面がひび割れていたそうです。
