経営もやっと話、第9回です。
今回のもやっとはデザインについてです。Webサイトや営業資料、企業のIR資料など、業務のあらゆる場面でデザインに向き合う機会が増えています。しかし、いざ「デザインを良くしたい」と思ったときに、何が良いデザインなのか、どこを修正すべきなのかを明確にすることは容易ではありません。以前は専門職の方だけがデザインについて考えていましたが、SNSや個人発信が当たり前になった現代では、誰もが考えることが当たり前になっています。
あるクリエイターの「デザインとは整理整頓である」という言葉がヒントになったように、情報を削ぎ落としてシンプルに届けることが本質である一方、相手の心を動かして行動を促すためには、あえて華やかに飾ったり言葉を足したりしたくなる葛藤も生まれます。電気工事のように明確な線引きがある仕事もありますが、デザインが意味する領域は広がる一方であり、正解がないからこそ難しい分野だと感じます。
今回は何年かぶりに受けた健康診断の採血時、担当の看護師から思いがけない褒め言葉をかけられたという雑談から始まりました。
