支援事例

複数サイトの管理を共通プラットフォームで効率化|出版社のWordPress移行

Webサイトリニューアル・改善支援

支援概要

出版社で扱う複数の媒体のWebサイトについて、それぞれ異なるシステムで管理している状態を、WordPressの共通プラットフォームでの管理に移行するプロジェクトの進行管理を支援。要件定義や移行作業は各Webサイトのベンダーが行う形で、プロジェクトマネージャーとなるディレクターをアサイン。スケジュール調整やMTGの設定、関係者同士の円滑なコミュニケーションの媒介などに注力した。

クライアント

業種:
出版社
事業概要:
雑誌・書籍の企画・出版
従業員数:
100〜499名

支援前の課題

  • 媒体ごとに異なるWebサイトのシステムを、共通プラットフォーム(WordPress)に統一して管理を効率化したい
  • 媒体ごとに担当部署、サイトの制作会社やベンダーが異なるため、プロジェクトの進行管理にあたってコミュニケーションが煩雑化してしまう
  • 既存業務も並行しながらプロジェクトの進行管理を担える人材が社内にいない

ご相談内容

  • WordPressの知見があり、関係者と円滑にコミュニケーションをとりながら、プロジェクト全体の進行管理ができる人材にアサインしてほしい

支援内容

  • WordPressの知見およびプロマネとしての実績があるディレクター1名をアサイン
  • 週2日稼働を基本に、情シス部の一員としてプロジェクト全体の進行管理を担当

ディレクターバンク営業担当者コメント

ご紹介でお問い合わせいただいた案件になります。ご相談の時点で、予算や期間、やるべきことはクライアント様においてすでに明確でした。

しかし、複数サイトの移行ということで、各媒体の担当部署やサイトの制作会社・ベンダー、さらにはプラットフォーム開発を担う情シス部という、多くの関係者と円滑にコミュニケーションを取りながらプロジェクトの進行管理を行わなければならない点が、難しい案件でした。

実は、ご相談より以前に、クライアント様の社内で担当者を立てて一部のプラットフォーム開発と媒体の移行が進んでいましたが、担当者が対応しきれなくなり、ご相談いただいた形です。そのため、ディレクターの選定にあたっては、WordPressの知見があることは前提として、多くの関係者と円滑にコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めるという点を重視しました。

支援の流れ

  • アサイン前からすでに進行していたプラットフォーム開発と1媒体の移行要件を把握
  • 各媒体および情シス部で定例MTGを設けながら、既存の計画に沿って進行を管理
  • プラットフォームの運用および開発を進めながら、1媒体ずつ移行を進行

支援の成果

  • プロジェクトの進行管理をできる人が社内いなかったところに、情シス部の一員として入り、計画に沿った進行管理を実現できている
  • 当初の計画から調整はありつつも、予定に沿って順次移行を進められている

【担当ディレクターインタビュー】予定通りのプロジェクト進行の上に、クライアントの利益最大化を

星 洸太

ホームページ制作系のディレクター。ディレクターバンクでは、不動産会社のWebサイト制作、出版社のCMSリプレイスプロジェクトなどを担当。

とにかく関係者の多いプロジェクトの進行管理、円滑なコミュニケーションを重視

-今回の事例の相談を受けたとき、最初にどのような印象を受けましたか? 

星:関係する部署や人が多いため、全体像が見えないところはありました。

今回の事例は媒体ごとにWebサイトと担当部署があり、制作会社や運営ベンダーも媒体ごとに異なります。さらに、各媒体の移行先である共通プラットフォームを保守開発するベンダーや、広告運用のタイアップを担当する部署なども関係してきます。

クライアントのなかでの課題や目的は明確で、関係者にもきちんと共有されていましたが、プロジェクトを進行するなかで、関係者の認識にずれが生じないように注意が必要だと感じました。

また、いずれの媒体もWebサイトの情報量が多いため、事故なく移行するのにも、時間と労力を使いそうだと感じました。

-支援にあたってまずは何から着手し、どのように進行していきましたか?

星:情シス部の一員としてアサインして、各媒体の移行先である共通プラットフォームの開発と、すでに進行中だった最初の移行について要件の確認から着手しました。

その後は、プラットフォーム開発を順次進めつつ、1媒体ずつ移行を進めていきました。移行先のプラットフォームに対応するためのデータ変換などがつまづきやすいところなので、必要に応じてスケジュールを再調整しながら進めているところです。

関係者とのコミュニケーションは、Slackを基本として、それだけでは不十分な場面ではこまめにMTGを設け、情報共有やリクエストに対応するようにしています。各媒体ごとに定例MTGがあり、コミュニケーションの量は多いほうだと思います。通常はリモートですが、月に1回は対面でもMTGを行っています。

今回の案件では、要件を詰めたり作業をしたりするのはベンダーさんで、私の役割はそれを管理してプロジェクトをスムーズに進めることです。具体的には、プロジェクトの全容を把握した上でスケジュールを調整したり、課題を見つけてそれに対するMTGを設定したりしています。

スケジュールの変更は起こるもの。だからこそ、コスト、品質とのバランスが大事

-今回のプロジェクトの進行にあたって、ディレクターとして重視していることは何ですか?

星:ベンダーさんを管理しながら、コスト、品質、スケジュールのバランスを維持することです。スケジュールの変更や遅延は起きるものですが、その際にコストの調整や品質の担保を行うことを意識しています。

-プロジェクトマネージャーとして管理中心の業務を担うなかで、特に苦労したのはどのようなところですか?

星:今回の案件はプロジェクトが複雑で関係者が多いため、そもそもプロジェクトの全容を把握することや、関係者とのコミュニケーションが難しいところでした。

また、すでに開発が進んでいるプラットフォームに合わせていかないといけないという難しさもありました。

-今回の案件も含め、これまでにさまざまな支援を担当してきたなかで、星さんがディレクターとして大事にしていることは何ですか?

星:基本のようですが大事なのが、プロジェクトを予定通りに進めることです。その上で、クライアントの利益を最大化することが大切だと考えています。

今回の案件では、プラットフォーム移行後の数字の面での効果は求められていないため、移行を無理なく安全に、予定通り進めることがクライアントの利益になると考え、進行管理にあたりました。

また、最初の要件や見積もりが曖昧だと、途中で想定外のコストが発生したり、それが原因で想定通りの品質やスケジュールで進まなかったりという失敗が起こりがちです。

今回の案件では、すでに決まった要件を踏まえて進行管理を行いましたが、自分自身が要件定義や作業にあたる場合は、最初に要件の範囲を明確にすること、その上で見積もりを取ることも重視しています。

【まとめ】外注ではなく社内のメンバーとして、円滑な情報共有とバランス感を重視

‍本事例は、ディレクターのアサイン前から進行していたプロジェクトでした。そのため、すでに決まっている計画や要件に則って、いかに円滑に進行管理を行うかという点が重視されました。

担当ディレクターは、外注という立場ではあるものの、クライアント様の社内の一員としてプロジェクトにアサイン。関係者の多さが課題となっていたこともあり、こまめな情報共有とMTG設定を特に心がけ、円滑なコミュニケーションの維持に注力しました。

また、本事例では、数字で成果を出すよりも、問題なくプロジェクトを進行させことが重視されていました。そのため、予定通りの進行を行いながら、コストと品質のバランスを維持することも、注力した点になります。

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